娘がVリーガーになるまでの道 by父

娘がVリーガーになるまでの苦難の備忘録 Vリーガーを目指す人の参考になればと思い、書いてます。

考えられない運動能力の向上! 小学校5~6年時の娘のバレーボールセンス

当時、娘の身長は153㎝を超えていて、

おばあちゃんを抜いていた。

 

運動能力の向上原因、分析

なぜどんくさい娘が機敏に動けるようになったのか?

それは、靴のおかげだと思っている。

当時、偏平足だった娘。母親が偏平足で偏平足の弊害を知っていた。

ジャンプの衝撃を足全体で受け止めてしまい、血小板が破壊されてしまう量が多く、貧血になるというのだ。

普通なら、つま先から着地し、足裏と足首がクッションとなって衝撃を吸収するが、偏平足ではクッションになるものがなく、衝撃を吸収しずらい。

なので、インソールで土踏まずを作ろうという考えだった。

幸運にもインソールを販売するお店が家から数分の所にあった。

ブロックというお店である。

足形をとり、オーダーメイドのインソールを作る。

料金は高く、当時12000円以上したと思う。

料金が高くとも、一度作れば靴を変えてもインソールは流用できる。

足形をとる料金が高く、インソールの複製は安いらしい。

だが今考えると、小学生の娘はどんどん成長し、足も大きくなるのでその都度足形を取り直さなくてはならなかったのだ。

※インソールを変えても、貧血対策にならないらしい。食事で対応してくださいと言われてしまった。実際は、怪我防止、足の筋肉の張りなどを抑える効果だそうだ。

 

しかし、意外なことにインソールを入れ、ぴたっと靴が足に合うと、娘の動きが変わったのだ。

迅速に動けるようになり、今まで取れなかった前へのボールに反応でき取ることができるようになったのだ。

今まで上手に足を使うことができていなかったのだ。

聞くと、足の指を使ってけることができるというのだ。それが瞬発力になった。

 

私の考え、

「靴は消耗品だから安いのでいい」

という概念を覆した。靴だけに。(おやじだなぁ)

 

それからというもの、学校のかけっこでは上位を競うようになった。

身長も高くなり、歩幅も広く、それが速さに直結したのかも知れない。

かけっこで上位を取るなんて、低学年の時には考えられず、しまいには運動会の締め、リレーアンカーを務めるまでになってしまったのだ。

すごくないですか?本当に靴のおかげなのだろうか?

ゴールデンエイジのおかげなのだろうか?

 

なので、声を大にして言いたい、

スポーツをする子供には、足にあった靴を履かせてください!

あなたの子供の運動能力が劇的に変わる可能性があります。

何かうさんくさい宣伝みたいだ。

 

娘のスパイク

娘のスパイクは、あきらかに他の子のスパイクとボール軌道が違っていた。

他の子はあまりジャンプせず、スパイク軌道が一度上へ向かい下へ落ちるという山なり軌道。

娘はジャンプして、上へ行かず、斜め下へ向かっていくスパイク。

スパイクの質があきらかに違っていた。

※ちなみに、あまりジャンプしないことを、「ヤクルトジャンプ」というらしい。ヤクルトの高さしかジャンプしないという理由。

 

しかも同クラブの保護者からも言われたが、

スパイクジャンプの時、空中で一瞬止まって見えるらしい。

空中で止まって見えるのは、ジャンプ力がある証拠。

止まって見える人はあまりいないそうだ。

なんかうれしいですね。

 

娘の才能について

努力する才能

家での練習を毎日した。

駐車場が隣にあるのだが、そこにネットを張って、スパイク練習をした。母親がボールを投げてあげて、それをネットに向かって打つというもの。

それだけではなく、反復横跳び。

ボールに見立てた新聞紙をぶら下げて、ジャンプして打つ練習。

 

自分で考える才能

毎日バナナを食べる

練習でサーブミスしたら1回につき腹筋10回

毎日スイング練習30回

などを紙に書いて見えるところへ貼っていた。

おかげで、小学6年の頃には腹筋が少し割れていた。

 

誰かの顔色を見ながらのプレーではない

よく、失敗したとき、スパイクを決めときなど、監督の顔色をみる子がいる。

心の弱さから監督の顔色をうかがってしまうのだろう。

娘は一切そういうことはなかった。

監督が娘の顔の前で、ものすごいけんまくで怒っても、顔色一つ変えずにいた。

 

洞察力

試合中などベンチに引っ込められた時、相手を見ている。

弱いところを観察しているのだ。

そして再度コートに入ったときは、弱いところを徹底的に攻める。

相手の良いところを取り入れてみる。

など、観察する能力。誰から教えてもらったわけではないのに、できているところがすごい。

 

休まない

肩が、足が痛い。では休まない。

もちろん、風邪などでも休まない。風邪を引かないように徹底して気を付けていた。

インフルエンザが流行していた時は、好きではないが、R-1を毎日飲んでいた。

 

天才というのが世の中にいるのかもしれない。

娘は天才ではない。

現在、バレーボールをしていても才能を感じるところはない。

しかし、努力する才能ならば人よりあるのかもしれない。

いや、普通の人は努力をしないだけで、普通に努力しているだけかもしれない。

努力・継続・責任感・洞察力・予測

努力は自分の意志が強いかどうか。

 

今回はここまで。

次回は、中学からの誘い、そして進学